福島県に行く用事があったので、第67回二本松の菊人形展を訪れてみました。幼いころに一度行ったことがあるそうですが、記憶にはないので初めてと同じで楽しめました。
国道から二本松の菊人形ののぼり旗を辿って会場に着くと、まず、二本松城の立派さに驚きました。
今年は「徳川家康」をテーマにしており、家康の生涯や家康にゆかりのある武将ら、そして「大奥」を菊人形で表現しており、色鮮やかな菊は、江戸時代の栄華を表現するのにぴったりで、精巧に作られた人形は、見ごたえ十分でした。
また、一本の菊から1000もの菊花を咲かせる千輪菊など、伝統の技が輝いていました。
それから、福島県菊花品評大会と二本松菊花品評大会も行われており、見事に育て上げた菊花の数々が展示されていました。どの鉢も花だけでなく葉も美しく、この地域には、菊作り文化が長年にわたり受け継がれてきたことを感じさせられました。
自分の家の菊は、自然にお任せして育てているので、自由奔放な菊が咲きますが、来年は、もう少し手をかけてきれいに咲かせてみたいものだなと思いました。