10月15日(日)には、陸前高田支部が主管支部の巡回講習が開催されました。
今年度のテーマは「姿を見つめて」で、池坊中央研修学院研究員の桑羽なゆこ先生を講師としてお迎えしました。
![](https://hana-hiraku74.com/wp-content/uploads/2023/11/905918916d5dbf2f938129152ceb76c6.jpg)
第1部は「受け継がれる心を今へ」,第2部は「くらしを彩る自由花」という2部構成で、伝統のいけばなと現代の生活様式に即した自由花の生け方などについて学びを深めました。
![](https://hana-hiraku74.com/wp-content/uploads/2023/11/a30dd188c189dfdb2a785a07dd32ff30-683x1024.jpg)
自由花においては、「発想」「表現(テーマ)」「取り合わせ・構成」「手法」の4項目を明確にさせる重要性を述べ、特に、「表現が一番大事」として、テーマがはっきりしている作品は、見る人にも個性が伝わることを強調されました。
![](https://hana-hiraku74.com/wp-content/uploads/2023/11/6c9f207a9c8eb42f556f9c4660a1dd08-1024x683.jpg)
先生は、花屋から届けられた花材だけでなく、会員が家の庭から持参してきた花をうまく取り合わせながら、家元の「草木を無理やりに型にはめ込むのではなく、個々の草木が持つ性質や表情をよく観察し、草木本来が持つ、一番うぶで美しい形を自由花で表現してきたい」という言葉を大切にされた、すがすがしい姿のいけばなをたくさん見せてくださいました。
![](https://hana-hiraku74.com/wp-content/uploads/2023/11/e594725ef13e887caf1c425258b72101.jpg)