陸前高田の春の花 

 高田町の東側を流れる川原川のほとりには、東日本大震災をきっかけに生まれた陸前高田市とオランダとの交流のシンボルとなる日蘭広場(Meeting of Streams)があります。昨年の10月には、広場の整備に協力したオランダのデン・ヘルダー市立海外植物園の関係者ら100人が集まり開所を祝いながら、チューリップの球根植えを行いました。私も参加して球根を植えて花の咲く日を楽しみにしてきたところ、待ちに待った花が咲き広場を彩っています。

 川原川の近くの海側から山側に延びるシンボルロードに避難路の目印として植樹されたハナミズキが花を咲かせています。

 

 そのシンボルロードを北上していくと氷上神社がありますが、神社の駐車場には八重桜が満開となっています。

 震災後、新たな街づくりが進んできましたが、道や建物だけではなく、木や花の存在が未来への希望や明るさを感じさせてくれます。これからますます花のあふれる街になっていってほしいと思います。