令和6年10月13日、陸前高田市の高田松原運動公園を観覧会場に開かれました。花火大会は、令和2年から開催され、今回は9回目となりました。春と秋に開催され、秋は競技大会として開かれます。今年は、天気もよく、今までで一番くらい気候がよかったと感じました。今までは、昼間は暖かくても夜はとにかく寒くて花火を見るのが大変でしたが、今回は、寒さは少し感じても上着を着ていれば大丈夫という感じでした。
15000発の花火が、夜空を彩りました。特に、音楽に合わせて花火が打ち上げられるミュージックスターマインは、曲のリズムに合わせて花火が花開き、その技術に関心させられます。また、今度はどんな曲が使われるかが楽しみでもあり、それに合わせてどんな構成になっているのかを見るのが楽しいものです。
3連休ということもあり、花火大会の前日あたりから観光客をたくさん見かけるようになりました。花火だけでなく、郷土芸能のステージや、屋台村などもできてちょっとしたお祭りという雰囲気なので、だいぶにぎやかな感じでした。自分は、池坊岩手中央支部の花展を見に盛岡に出かけていましたが、帰りは沿岸に向かう車の列が連なり、途中は渋滞もしていて、自宅に戻るのに時間がかかりました。そのくらい、花火大会は年々来場者が増えて人気になってきているようです。
自分としては、震災前の高田松原で行われていた花火大会が懐かしいです。海から打ち上げられる花火を、砂浜に座って見上げるというもので、夏の夜、潮風と波の音を感じながら見る花火が大好きでした。特に、震災の前の最後の花火大会は、天気もよく、風もちょうどよく吹いていて、花火が本当にきれいに見えて感動したのをよく覚えています。また砂浜に座って花火を見上げてみたいものだと思いますが、今回の花火大会も十分楽しめました。